みなさんがFXを始めるのは、稼ぎたいからですよね。
稼ぐには「稼ぐためのルールを作り、粛々とトレードをこなす」ようにすればいいのですが、その域にたどり着くにはどうしたらいいのか初心者には分かりません。
そこで今回は「FX初心者が稼げるようになるためのコツ」をお伝えいたします。
FXは正しい手順を踏めば誰でも稼げるようになります。
ぜひ勝つコツをつかむ参考にしてください。
この記事の目次
FXで稼いでる人はこんな人!
FXで稼ぎたいなら、稼いでいる人の真似をしよう!
・・・ということで、稼いでいる人には次のような共通点があります。
- FXの勉強をしている人
- 取引に根拠がある人
- 真面目にコツコツ取り組める人
FXの勉強を続けている人
勉強しなくても何回かに1度は運よく利益が出るかもしれませんが、それでは長続きせずいずれ資金は底をつきます。
FXは「投資」です。
投資ですから、世界の経済情勢を知り、チャートの分析方法を勉強する必要があります。
チャート分析を勉強するにはいろいろな方法がありますが、そのひとつとして前日のチャートを検証する方法があります。
前日のチャートを見ながら、「どこで取引開始(エントリー)して、どこで決済(エグジット)すれば稼げていたか」をシュミレーションする方法です。
例えば、ある特定の相場局面でエントリーしたとして・・・
- 含み益(または含み損)が数分でいくらか
- (損していたとして)損切りのタイミングはいつか
- ナンピンするとどうなるか
などなど、あらゆるケースを想像して逆算して考えます。
これを続けていくとどんどん発展して新たな視点が加わっていき、自分のルール作りに大いに役立ちます。
取引に根拠がある人
FXで稼いでいる人の取引には、その取引をする根拠があります。
取引のルールが明確なので、相場が一時的に動いたとしても惑わされず焦って売買しません。
私たちには感情がありますから、どうしてもその日の気分に流されそうになることがあります。
なんとなく「今日はいける気がする」と、根拠もなく思いつきでトレードしたりするのです。
これで勝ったとしてもその場限りで、継続的に勝つことはできません。
なぜなら根拠が明確でないため、再現できないからです。
取引の根拠を持っている人は、似たような取引を再現できているので勝つ可能性が高いのです。
真面目にコツコツ取り組める人
FXの成功は日々の積み重ねが実ったものです。
毎日ニュースなどで経済情勢をチェックし、チャートを分析し、ルールに基づいてトレードを行う日々を繰り返します。
そう、同じことを毎日コツコツと取り組める人が勝てるのです。
トレードの上達を目指すなら、
- 毎日FXに取り組む時間を確保すること
- 損切りができるようになること
- 当てずっぽうなトレードはしないこと
これら3つのことを念頭に置いて地道にトレードするしかありません。
トレードを継続するには、大きく資産を減らさないことが大切です。
なぜなら、運用資金は限られていますからね。
博打のように「なんとなく」ではなく、根拠を持って資産を減らさないように真面目に取り組める人が「稼げる人」です。
FX初心者が稼げるようになるためのコツ
ここからは、FX初心者が意識して取り組むと稼げるようになるコツをお伝えいたします。
効率よくFXに取り組むために実践してみましょう。
資金管理のルールを決める
FXで稼ぐためには資金管理が絶対に必要です。
自分の持つ資金に見合う取引をしなければ、一発退場もあり得るからです。
これは初心者に限ったことではありませんが、あくまでもFXは余裕資金の中で行い、生活資金とははっきり分けましょう。
初心者は損失をできるだけ最小限にしながら利益を上げることを目指すために、次のことを決めてからFXに取り組みましょう。
- 1回のトレードに使う上限金額を決める
- 損切りのルールを決める
- 期間ごとの損失額の上限を決める
1回のトレードに使う上限金額を決める
FXには「レバレッジ」という仕組みがあり、証拠金の25倍までの取引が可能になっています。
これを最大限に利用すれば大きな利益を上げることができ、それがFXの魅力のひとつでもあります。
しかし利益が大きい分、損するリスクも大きくなります。
証拠金のすべてを投じることは避けましょう。
初心者は1回で大きな利益を追求せず、小さな利益を積み重ねることを心がけることが大切です。
損切りのルールを決める
「損切り」とは、損失を覚悟で決済することです。
FXで利益を出すためには、あらかじめ「損失額がいくらになったら損切りする」と決めて必ずそのルールを守ることが一番重要です。
何の根拠もなく「もしかしたらこの後上がるかも」と考えて損切りできず、大損する人が本当にたくさんいます。
(それくらい、難しいことなのです)
人は無意識に損を先延ばしにしたくなります。
感情を捨て、自分が決めたルールに従って機械的に損切りできるようになりましょう。
期間ごとの損失額の上限を決める
もっと簡単に言うと、負けの上限金額を決めておくということです。
「1回の取引で損失はいくらまで」
「1日の損失はいくらまで」
「1ヶ月の損失はいくらまで」
などと決めておくと、短期間で資産を失うリスクを減らすことができます。
お金を失うと精神的にもダメージがありますが、トレードをしたことがないとイメージしにくいかもしれません。
しかし考えておくことが大損しないコツです。
エントリー及びエグジットのルールを決める
資金管理は、いわば守りの管理です。
対してエントリールールやエグジットルールは、稼ぐための攻めの管理です。
なぜこのようなルールが必要なのかというと、感情に対抗するためです。
継続的に勝つために必要なのは感情ではなく理性です。
理性的になるには、明確なルールを決めて取り組むことが重要です。
具体的には、例えば下記のようなことが挙げられます。
エントリールール | 取引時間は何時か |
通貨ペアは何か | |
インジケーターはどうなっているか | |
エグジットルール | ポジションはいくつまでにするか |
いつ利確するか |
自分で決められない、分からない場合は、稼いでいるトレーダーさんの真似をするのもひとつの手段です。
その人とはトレード環境(資金量、トレードスタイル、手法など)が違うため自分に当てはまるかどうかは分かりませんが、参考にはなります。
はじめのうちは真似をしながら学んで、自分に合ったものを採用していきましょう。
そうして経験を積んでいけば自分に合うものが分かり、次第に真似をしなくても自分なりのルールが決められるようになります。
はじめから完璧なルールを作ることはできません。
トレードしながら何度も塗り替えていけばいいのです。
トレードノートをつける
トレードノートとは、トレードの記録のことです。
自分が実際に行ったトレードを記録します。
トレードノートの中身としては、最低でも次の6項目を記録します。
- 日付や時間
- 投資額と結果
- 相場状況
- 通貨ペア
- トレードした根拠
- 損益の要因の考察、トレードルールの検証
記録方法は手書きでもエクセルでも、FX会社が提供しているツールを使っても、音声でも、自分が続けやすい方法を見つけましょう。
トレードノートをつける目的は「トレードをより良いものにするため」です。
成功や失敗から学んで次のトレードに生かすために記録に残します。
(脳内にすべて記録、分析できればノートなんていらないんですけどね!)
この時、失敗のトレードを記録したり考察することに抵抗がある人もいるかもしれません。
トレードの失敗はイコール「お金を損した」ことですから、「悔しい」とか「腹が立つ」とか、「この時は〇〇だったから」とか、どうしても痛みが伴います。
イヤなことって、思い出したくないですよね?
しかし、ここが踏ん張りどころです。
失敗から目をそらしていては、いつか大損します。
「何事も経験」と考えて、どうして失敗したのか冷静に分析しましょう。
トレードを記録することが習慣になると、取引しながら「今日のトレードノートはこんな感じ」とイメージするようになります。
そして次に意識するのは「このトレードを記録してイヤな気分にならないか」ということです。
いくら経験を積むつもりだとしても、できればいい取引を記録したいですよね。
すると、だんだん後悔しないトレードをするようになります。
はじめは面倒に感じると思いますが、無駄なトレードを減らすには一番効果的な方法です。
FXで稼いでいる人はルールを守っている
トレードルールははじめから決まっているものではなく、トレードを経験しながら何度も上書きしていくものです。
FXを継続していくためにも、資産を減らさないことは一番に守ってもらいたいルールです。
あまりにもルールでガチガチに固めてしまうと、そこから逸脱したときに自己嫌悪に陥ったり、そもそも守れなかったりしてルールの意味がなくなってしまいます。
初心者は自分の資産の範囲内で、ルールに多少の幅を持たせた方がやりやすいかもしれません。
しかし覚えておいてほしいのは、長期にわたりFXで稼いでいる人は必ずトレードルールを持っていて、それを守っているということです。
はじめは誰かの真似でも構いませんから、ルールを作り、そのルールを守ることを意識してトレードの経験を積みましょう。
自分のトレード分析を楽しみ、ルールを守れるようになると、日常生活にもいい影響が出てきますよ。